Y.I.

大学時代は経済学部にて、お金の流れや、お金と社会の関わりについて学んでいました。そのため、就職活動では最も身近に感じていた金融業界を志望。その中でもリース業界ならば、様々な商材を扱うことができ、幅広い方向から社会に貢献できると考えました。当社への入社の決め手は、NECグループということもあり、ICTインフラの整備に強かったことです。今後AIやIoTなどのデジタル技術を用いた業務改善が進んでいく中で、重要な役割を担う企業になると考えました。また、選考の中で採用担当の方が親身に話を聞いてくださったことや、社員の方々が気さくに話かけてくださったことが印象的で、社員一人ひとりの人柄に惹かれたことも入社理由の一つです。

現在は、ビジネスサポート部にてNECグループをはじめとする様々なベンダーと協業しながら、取引先の基幹システム構築やネットワーク整備、PC導入などICT関連の案件に携わっています。中でも中央省庁や関連団体、国立大学向けのリース案件をメインに担当。営業アシスタントとして、営業担当が抱える20ほどの法人や組織のお客様に対する、契約書の作成やベンダーへの発注手続き、契約の管理などを行っています。仕事における使命は、営業が獲得した案件をお客様やベンダーと連携しながら、無事にクローズさせること。そのために、リース開始までの予定を逆算し、必要な作業を洗い出すなど、やるべき業務を常に明確化しています。営業やベンダーに対して自ら働きかけることで、スムーズな進捗を心がけています。

リースを通じてエンドユーザーの豊かな暮らしに貢献できる点が、この仕事の醍醐味だと感じます。以前担当していた大手小売業のお客様からセルフレジ導入のご要望をいただき、案件の進捗を担当しました。進行中はあまり実感が湧きませんでしたが、街中で導入したレジが実際に利用されているのを目の当たりにし、感動したのを覚えています。一方で、やりがいを感じるまでには苦労する部分もあります。契約期間中にはお客様から契約内容の変更や問い合わせなど様々な依頼をいただきます。その際に特に意識していることはお客様の依頼の真意を自ら確認することです。真意を確認することで認識の齟齬を未然に防いだり、時には別の方法を提案することでより良い対応に繋がることがあります。そういった細やかな対応は大変なこともありますが、積み重ねることでお客様やベンダーからの信頼を得ることができます。

正確性とスピードのバランスを常に意識しており、自分の強みだと思います。両立が難しい二つですが、連携先が多岐にわたるアシスタント業務では、どちらも不可欠な要素。自分で分かる内容についてはすぐにレスポンスし、自分だけで判断できないものは悩み込まず、上司や関係部署を巻き込んで、正確性とスピードの両方を担保するようにしています。またそうした意識を持つ背景には、自分で納得しないと前に進めないという自分の弱みがあります。以前はお客様やベンダーからの質問に対して、全て自力で答えようとするあまり、考え込んでしまうこともありました。しかし「無事に案件を稼働させる」という自分の使命を強く意識できるようになると、その時々でやるべきことが明確になりました。今では周囲の力も借りつつ、スムーズな案件の進捗ができています。