PFI事業の先頭に立ち、
牽引していく

PEOPLE

03

F.S.

営業の仕事

PFI・PPP推進部

2019年キャリア入社

CAREER PATH

2019

PFI・PPP推進部

入社後すぐは水力発電所のコンセッション案件に副担当者として従事。結果は不落札となったが、顧客をきめ細かくサポートすることで信頼を得る。その後、大手ゼネコンの担当となり、主に事業規模100億円以上の中・大型案件に携わっている。

入社理由は何ですか?

PFIのプロフェッショナルを目指して

前職では銀行に勤めており、公共団体向けの融資業務や預金業務、地方金融機関向けの債権譲渡に係る業務を行っていました。待遇面は充実していたものの、ルーティーンワークが多く、次第にもっと幅広い経験を積みたいと思うように。また低金利の影響で銀行の立場が変化しており、将来性を考え、転職を検討しました。転職活動では、それまで前職で身に付けた金融面の知識や公共団体向けの営業スキルを活かしながら、さらに成長できる企業を探していました。そうした中で出会ったのが当社のPFI(※1)・PPP(※2)推進部です。前職では扱うことのできなかったPFI案件に専念できることに魅力を感じ、入社を決意しました。また当社は役職者との距離感が近いので、そうした環境も魅力的でした。

(※1)Private Finance Initiativeの略。民間の資金と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設などの設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う公共事業の手法のこと。
(※2)Public Private Partnershipの略。公共サービスの提供に民間が参画する手法を幅広く捉えた概念のこと。

仕事内容を教えてください

資金面からより良い提案を生み出す

PFI・PPP推進部にて、病院や運動施設、合同庁舎といった事業費100億円以上のPFI案件を担当しています。主な業務は、コンソーシアム(※3)内のファイナンシャルアドバイザーとして公共機関によって公表された公募資料をもとに、資金調達計画や収支計画の策定から銀行との資金調達交渉、そして資金計画やリスク管理に関する提案書を作成することです。また実際に案件を落札した後は、発注者との契約手続きや保険代理店との保険手続き業務、事業にかかった費用の取りまとめを行ないます。公共機関への提案では、コスト面や機能面など総合評価で発注先が決定されます。そのため、金利などできる限り良い条件で資金を調達できるよう、複数の銀行と交渉を重ね、コスト削減に努めています。

(※3)共通の目的を持つ複数の組織が協力するために結成する共同体のこと。PPP/PFI事業は、設計会社や建設会社、運営会社、維持管理会社といった複数社が協力することで行われる。

仕事の醍醐味や苦労を教えてください

提案が形となり、
多くの人に親しまれる

PFI案件を担当するうえでやりがいを感じるのは、案件を受注したときです。特に嬉しかったのは、当社が代表企業となり、事業費400億円を超える大型水族館の整備事業を落札したこと。落札後は新聞やインターネット記事にて落札した企業が紹介されるため、受注したことを実感するとともに、多くの方に当社を知っていただくきっかけになったと感じます。また、自分が提案したものが施設として形となり、長期間にわたって多くの人に利用してもらえると思うと、それが原動力になります。一方で、PFI案件は複数社が力を合わせ、提案内容を協議していくため、スケジュール調整は苦労します。複数案件を同時進行で進めることも多いため、自分のスケジュールを管理したうえで、各社の予定を確認し、打合せを設定します。一回の会議が長時間に及ぶため、限られた時間内で効率的に仕事を回せるよう心がけています。

ご自身の強み・弱みを教えてください

迅速かつ冷静な対応が
信頼につながる

私の強みは、業務を段取り良く進められる点だと思います。担当案件ごとに社内外の期限があるため、その締め切りに間に合うよう、いかに効率的に業務をこなせるかが重要です。前職では繁忙期に仕事が重なり、期限までに仕事が追いつかない経験がありました。その失敗を経て、現在は次の日に行なう仕事を前日の退社時までにリスト化するなど、業務をスムーズに回せるよう意識しています。反対に改善すべき点は、一つひとつの業務を迅速に進めようとするあまり、ケアレスミスをしてしまうこと。お客様への提出書類やメールの内容にミスがあると、当社全体への信用に影響します。そのため資料作成後は、時間を置いて再度見直すことや、上司・先輩の確認をはさむことでミスの削減に努めています。関わる企業の多いPFI案件を担当しているからこそ、認識の齟齬が起きないように配慮して各業務に取り組んでいます。

Column

成長を感じたエピソード

諦めない心が成長を加速させる

大手ゼネコンの担当になり、初めて主担当として挑んだ案件が印象に残っています。それまでは別のPFI案件に副担当として従事していましたが、主担当は立場ややるべきことが全く異なります。初めのうちは、取引先から専門的な質問を受けると、サポート役である先輩に対応してもらう日々が続きました。その結果、取引先からの信頼が薄れ、問合せが全て先輩のもとへ行くように。経験のない案件ではありましたが、主担当者として不甲斐ない気持ちで一杯でした。しかし気持ちを切り替え、先輩の受け答えやメール対応などを一から学び直しました。そうしたことで、次の案件からは主担当者として役割を果たせるようになりました。今振り返ると、できないこととどう向き合うかを学ぶ貴重な経験だったと感じています。

私が貫く意志

自ら案件を生み出せる人材に

今後は引き合い案件だけでなく、自分が興味や関心のある案件にも挑戦していきたいと考えています。そのためには、公共機関から公表のあった案件だけを扱うのではなく、PFIを検討している取引先情報が掲載されたサイトをもとに、新規で営業を行なっていくことが求められます。幸いにも、現在所属している部署は、社員一人ひとりの熱意を尊重する環境が整っています。そのため、自ら獲得したい案件に積極的にチャレンジできます。今後のキャリアを考えたうえで、案件ごとに最適な取引先へ声をかけ、自らチームを組成し、案件を受注していきたいです。また、そうした幅広い案件を経験することで、ファイナンシャルアドバイザーとして様々な企業から信頼される人材になりたいと思います。

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