CROSS TALK

02

キャリア入社座談会

経験を通して気づく、
会社選びに大切なこと。

NECキャピタルソリューションには、キャリア(中途)入社で活躍する社員が数多く在籍する。もともと金融業界に携わっていた人もいれば、全く別業界から入社する人もいて、多様な人材が揃っている。今回はキャリア入社の2名に話を伺い、前職を経験したからこそ感じるNECキャピタルソリューションの強みや特徴を紐解いていく。

THEME 01

前職の経験を活かしつつ、
やりたい仕事に主体的に取り組める

前職での経験とNECキャピタルソリューションへの入社理由を教えてください。

Y.K.

私は前職で地方金融機関に勤めており、営業担当者として中小企業向け融資や投資信託、保険販売、個人向け融資、社会保険労務士業務(年金相談・請求手続き)などを行っていました。当社への入社理由は、既成概念にとらわれないファイナンスサービスを提供できる社風に惹かれたからです。前職の仕事も楽しめていたのですが、提供できるソリューションは金融機関同士ではほとんど変わらず、提案時の差別化が難しいと感じていました。当社はNECのブランド力を活かし、事業を展開することができます。「メーカー×金融」の会社として、より規模の大きなお客様を担当し、幅広く社会に貢献できるのではないかと思いました。またリースだけにとどまらず、農業や観光といった新たな事業にも果敢に挑戦している点も魅力に感じて、転職を決意しました。M.S.さんはいかがですか?

M.S.

前職は生命保険会社で、アジア新興国向けビジネスを担当していました。海外ビジネスという意味では、希望する職種に就けていたのですが、従業員数は1万人にものぼる大企業でしたので、業務は上司の手伝いで手一杯になっており、主体的に取り組める仕事は多くありませんでした。海外ビジネスに携わりつつ、自ら意見を発して組織の一端を担えるような環境に身を置きたいと考え、当社への入社を決めました。

Y.K.

リース会社と聞くと、あまり海外展開を行っているイメージは持っていなかったのですが、実際はいかがですか?

M.S.

確かに日本のリース会社の事業基盤は国内です。一方で国内はある程度成熟した産業でもあり、さらなる成長を目指すためには、海外進出が必要不可欠です。特にアジアの新興国では、まだリースというサービスが浸透していません。当社はアジアを中心に海外現地法人が4拠点(2020年時点)あります。まだまだ成長過程のビジネスですので、私の所属するグローバル・フィナンシャル・サービス本部は、その発展を先導する役割を担っています。

THEME 02

自らの手でビジネスを動かしていく

現在の仕事内容と仕事のやりがいを教えてください。

M.S.

先ほどの通り、私はグローバル・フィナンシャル・サービス本部で、海外現地法人の営業戦略策定や契約実務、社員教育などを行っています。私はそのなかで、タイとマレーシアをメインに担当。タイ・マレーシアにおける事業を収益化させることが私のミッションです。基本的に現地法人のスタッフとは、テレビ会議や電話、メールなどでコミュニケーションを取りますが、場合によっては現地に赴くこともあります。Y.K.さんはどのような仕事をなされていますか?

Y.K.

飲食やホテル業界のお客様を中心に、リースやレンタル、融資などの金融ファイナンスを提案しています。また既存顧客との取引拡大や新規顧客の開拓とともに、提携先企業とお客様をつなげるビジネスマッチングも行っています。お客様のご要望に応えつつ、お客様ご自身も気付いていない潜在的なニーズを、いかに発掘していくかが重要な仕事だと考えています。

M.S.

潜在的ニーズとは、具体的にどのようなものでしょうか……?

Y.K.

例えば私は前に所属していた部署で、とある商社に金型のリースを行ったことがあります。もともと別案件で取引を行っていたのですが、頻繁にコミュニケーションを取るなかで、金型の購入を検討していると話題にあがりました。ただ、金型は購入すると初期費用がかさみます。そこで、金型のリースを提案。お客様は金型をリースできることをご存知なかったようで、トントン拍子で話が進みました。密にコミュニケーションを取り、会話の中から新たなニーズを探れていたからこそ、生み出せた案件なのかなと思っています。またそうした提案が、顧客や社会に役立てられていることは、素直に嬉しく感じます。M.S.さんはどのような点にやりがいを感じますか?

M.S.

タイの現地法人は上席がサポートについているものの、案件は基本的に現地のタイの現地スタッフ4名と私で進めています。少人数かつ本社の主担当者は私ひとりですので、国外のスタッフと協力し合いながら、自分の手でビジネスを動かしている実感が湧きます。もちろん責任も大きいのですが、それだけ主体的に取り組める環境があるのかなと感じますね。

Y.K.

一方で海外ビジネスならではの苦労はありますか?

M.S.

人種も文化もまったく異なるので、難しい場面は多々あります。例えば日本ではミスをしてしまった際、叱責されることがよくありますよね。ただタイ・マレーシアでは、人前で「叱る」という行為はなかなか受け入れてもらえません。「あなたはこの課題を克服できれば、もっとキャリアの可能性が広がりますよ」「この仕事にはこんな背景があるので、あなたが取り組むことに意義があるんです」といった話を根気強くすることで納得してもらい、成長を促します。そうすることで現地スタッフも、きちんと私と向き合ってくれるようになります。丁寧にコミュニケーションを取るという意味では日本も海外も同じですが、アプローチの仕方が異なります。

Y.K.

それは興味深いですね。私も新入社員の育成担当をしているので、部下のモチベーションの上げ方や、コミュニケーションの取り方はすごく勉強になります。

M.S.

あとは意外と時差も気になります。タイと日本は2時間しか時差はないのですが、タイの方々は仕事スイッチが入るのが午後くらいからなんです(笑)。日本時間で14時とか15時くらいになってからグッと集中力が高まるので、重要な打ち合わせや会議は午後から行います。それより前の時間から仕事をしている私にとっては、2時間以上の時差を感じますね(笑)。ただ、仕事とプライベートのメリハリを大切にする文化なので、配慮しながら案件を進めることが大切だと思っています。

Y.K.

それも海外ならではですね(笑)。

THEME 03

自分の専門性を高め、
会社を引っ張っていける存在に

キャリア入社だからこそ感じる、NECキャピタルソリューションの良さを教えてください。

Y.K.

前職と比べて強く感じるのは、社内横断的な連携が早い点です。例えば案件の審査を行う際、審査担当者と共有スペースで打ち合わせ、迅速に結論を出すことができます。前職は従業員数が多かった分、社内稟議にも多くの時間を要してしまい、他社にスピード感で劣る場面がありました。スピードは早いほど競合との差別化になります。

M.S.

私は社長や役員・上司との距離が非常に近い会社だと感じています。以前社長と出張でご一緒した際に、現場の問題意識をお話したのですが、その内容を覚えていてくださり、その後、全社的に取り組むべき案件としてご検討いただいていると伺いました。大変嬉しく思いましたし、社員一人ひとりを大切にしてくれる会社だなと感じました。

Y.K.

それはそうですね!私は前職では役員の方と話す機会はほとんど無かったですから、心理的にもすごく仕事がしやすいです。もちろん緊張はしますが(笑)。M.S.さんは今後のキャリアの目標などはありますか?

M.S.

当社の海外ビジネスを発展させていくために、担当しているタイやマレーシアだけでなく、シンガポール、米国など未経験の国や地域にも携わりたいと考えています。また直接現地に足を運び、営業経験を積んでいきたいですね。テレビ会議の画面だけでは、できることも限られてしまいますので、現地に行く機会を増やせたらなと思います。Y.K.さんの目標はいかがですか?

Y.K.

まずは営業の最前線でより多くの経験を積み、当社の業績に貢献しながら、ゆくゆくは営業部門の管理職になることが目標です。そのためには営業部門だけでなく、本社の管理部門で会社全体を俯瞰するような仕事に携わることも必要だと思っています。最近は後輩の指導を行う機会も増えてきたので、自分だけでなく組織として成果を上げるために何をすべきかを考えています。

M.S.

そこまで視野を広げられているのは流石です。私はあくまで海外ビジネスという専門分野が担当ですが、当社の利益に貢献するという意味では、Y.K.さんと役割は同じです。私もこれからは、会社全体を見渡して仕事に取り組むことを意識していきます!

Y.K.

お互い、頑張りましょう!

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from Y.K.

MESSAGE VIDEO
from M.S.

人事部より

本日はありがとうございました。キャリア入社として、他社で働いた経験があるからこそ、NECキャピタルソリューションの意思決定の早さや、主体的に取り組める環境は、より魅力的に感じられるのかもしれません。お二人が創り出していくNECキャピタルソリューションの未来が楽しみです。

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